9月も終わり
とうとう9月も終わり。いつも、この頃になると自分の人生を振り返る。でも、どこにも間違いはない。自分で間違いはなかったと思いたいだけかも知れないが、多分、運が良い人生だったと思う。どの決断も、いつも後悔していたが、後悔することなど何もない。生まれた家は今はないが、どんな間取りだったかは覚えている。多分2歳くらいの記憶だろう。残っている写真を見ると、なんであの時に機嫌が悪かったのかを思い出せる。自分は帽子の鳩記章を回していたかったのに、手にミカンを握らされて、カメラを向けと何度も言われたのだ。カメラなんて何かも知らない子供に、無理やりポーズを取らせたから、幸いに写真が残っているのだから、親には感謝すべきだろう。しかし、両親には謝りたかったことが一杯ある。死んでしまっては謝ることは永遠にできない。友達も死んでしまった人には、話したかったことが山のようにある。生きている友人には思いつかない。不思議な感覚だ。
最近のコメント