楽しかったがキツイ

パッキングも終って寝ようとした真夜中過ぎ、ホテルの片隅から音がする。ザワザワと何も無いはずの片隅からの音である。不思議に思って明かりを付けたら、天井から雨漏り。それも、なかなかの水量である。ホテルにクレームを言ったら、部屋を移ってくれと言われた。こちらは下着だけなのだ。腹が立ってイライラ。その前に、今日の飛行機のチェックインをスマホでやろうとして、入力がうまくいかずに散々頭に来てイラついていた上に、真夜中の荷物を総ざらいしての部屋移動と重なって、限界状態。
起きてからは比較的快適に飛行機までは到着。しかもフライトは２時間半と異様に短かった。偏西風の影響だろう。
しかし、成田に着いてからが大変。デジタルの入国チェック機が延々と列。そこでスタンプをもらう奴らが居るから面倒な列が出来るのだと若者達に言ってやりたい。荷物のターンテーブルは気が遠くなりそうな程に遠い。しかも、そこで荷物を取って、税関カウンターは元の位置。さらにJALさんは、税関記入シートを配ってくれなかったから、再度記入に戻って並び直し。空港を出たところで、ようやく煙草が吸えた。自分の車に乗れば私の世界。しかし、ナビがいくら再探索をしても谷和原で降りろと指示する。馴染みのない地名だけど、仕方がないからナビに従った。でも、そんなに遠くなかった。郵便受けはゴミ箱状態。なんとか腰をかがめてシャッターを開けた。これが本当は重労働なので、帰って来た勢いで片付けるしかない。
楽しい旅だったが、最後がきつい一日になった。