掃除
立冬。確かに少し寒くなってきた。昨日は富士山が初冠雪だったとか。今日は、ベトナムの娘が11時半に来ると言っていたので、その頃にはベッド周りの洗濯を終わらせて、ベッドメイクを手伝ってもらおうと思ったので10時前には起きて、布団カバーやシーツを外して洗濯機を回した。彼女が現れたので、いつもの蕎麦屋へ。いつもの鴨南蛮を注文したつもりでいたら、温かいのですかと聞かれた時に、ハイと答えてしまったようで、まさに温かいツユに入った蕎麦が出て来た。間違えた、俺が欲しかったのは冷たい浸け蕎麦だったのだ。彼女はウドンを食べていた。帰り道、ヤオコーへ行くと言い出した。子供用の座席を買うと言うから、それなら自動車屋の方がいいと言ったのに、ヤオコーの方が安いと譲らない。俺は、財布を渡して、外で煙草を吸って待っていた。子供の玩具もあるからと俺を誘っていたのだが、財布を渡す方が気楽なのだ。好きな物を買ってくれれば良い。しかし、椅子は俺の持っているのと同じ物しかなかったと話していた。それから家に帰ってからが大活躍。トイレから始まって、洗面所から風呂場まで水回りを大掃除。床は掃除機をかけた後は、以前から気になっていた床の拭き掃除までしてくれた。髪の毛がたくさん落ちていると言われたが、それは年寄りだから仕方がない。大掃除は、すごい勢いだった。最後にベッドメイク。さすがプロだ。あっというまに敷布をかけて、いつも大苦労をする布団カバーも、カバーをひっくり返して、あっというまに仕上げてくれた。すべてが、ずっと俺が誰かを雇ってまでも頼みたかった作業ばかり。それを片付けてくれたのだから、アルバイト料を少しだけ渡した。4時までに保育園に迎えに行きたいという彼女を家まで送って行った。その途中で、俺が車の運転が出来なくなったら、隣りのマンションに引っ越して来れば、食事の面倒を見てくれると言う。無茶苦茶嬉しい。それは理想の生活だ。いざとなったら、彼女夫妻の近くに引っ越して、孫の面倒を見ながら暮らすのも良いと思う。
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