幼児の頃
幼児の頃に自分を発見する瞬間というのがある。昨日2歳になった子供を見ていて、ふと思い出した。多分、同じ位のかすかな記憶である。お店の前に置いてあるオモチャの馬に乗りたくて泣き叫んでいたように思う。とにかく乗りたかったらしい。母がようやくお金を出してくれて、馬にまたがった。パカパカ揺れるだけのオモチャである。乗ってしばらくしたら、自分がすごく恥ずかしい赤ん坊に思えてきたのだ。その瞬間、赤ん坊じゃないぞと自分を発見した。強烈に印象に残っている。それまで自分という意識がなかったのだろう。自分を発見してから、色々なことを覚え始めたのではなかろうか。それまでは泣く以外の意志表示はしたことがなかったのだろう。そういえば、幼児の頃は新聞紙の上にウンコをしていた記憶がある。母が新聞紙を敷いてくれて、そこにウンコをするのだが、何かとんでもなく悪い事をしている気がしていた記憶がある。3歳過ぎだと思うが、ポッチャントイレでウンコが出来るようになって、ポッチャントイレに落ちた記憶もある。幼児の頃は、母に本当にお世話になっていたのだ。感謝しかないが、既に母は居ない。

































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